研究コンセプトその6

こんにちは、加茂フミヨシです。
スキルアップマイルストーンやギター奏法研究に
ついてお話する前段階として、僕がギターや音楽を研究するに
あたって重視するコンセプトというものをいくつかお話したいと
思います。それが結果的にはスキルアップマイルストーン
内容であったり、推奨するギター奏法等につながっていくと
思います。今日は6番目のコンセプトについてお話します。

コンセプト6・洋楽重視という考え方はしない。
→音楽の指導現場、特にポピュラー系の音楽の指導の現場に
洋楽重視という考え方が存在します。それはそれで根拠がある
一つの教え方なのですが、当研究所では洋楽重視という考え方は
しません。というのは、これはコンセプト4で述べた「出口意識」
に近い考え方なのですが、多くの人はギターを弾く時は国内での
活動が多くなるわけで、そこに洋楽の考え方が全てマッチするか
というと、ちょっと違うと思います。また現在のJ-POPの曲の
構造と、70年代〜80年代のいわゆるエレキ・ギターの発展に
重要な時代のロック・ポップスの楽曲(最近はクラシック・ロック
等とも言われているようです)の構造はかなり違ってきています。
勿論、ギターをマスターするために「ブルース」をマスターする
方向性で学習をしていくことは非常に有効ですが、だからと
いってそれが洋楽しか聴かない、ということとは結びつきません。
よって、洋楽もJ-POPもジャズもブルースもメタルも、全て音楽と
して均等に扱うスタンスをとっていきます。<つづく>