昔話その14
こんにちは、加茂フミヨシ エレキ・ギター研究所@研究員前田昇正です。
今回は「昔話その13」の続きになります。
加茂さんから習ったのはまず脱力した弾き方でした。
この脱力するスタイルは速弾きだけでなくバッキングもしっかり弾けるフォームです。
昔のままのフォームですと、綺麗にコードカッティングなんてとてもできません。
それに余分な力を入れないことで手の負担を軽くし、
腱鞘炎のリスクも減らせるものだからです。
今まで力んでも強引にテンポを上げるというものでした。
それが力を抜いてギターを弾くというスタイルに変えていくので、
腕の力みに関しては180度違う弾き方になります。
練習しようとすると気付かぬうちにクセで力んでいってしまいます。
頭では分かっているつもりだったんですが、
なかなか体が言うことを聞いてくれなかったです。
ゼロからのスタートというより、マイナスからの再出発でした。
続きます。